バイデン大統領次男の公判始まる、銃購入時の虚偽申告

Tom Hals

[ウィルミントン(米デラウェア州) 3日 ロイター] - バイデン米大統領の次男ハンター氏(54)が銃を購入した際に虚偽の申告をしたなどとして起訴された事件の公判が3日、デラウェア州ウィルミントンの連邦地裁で始まり、陪審員12人が選任された。

現職大統領の息子が刑事裁判を受けるとあって、バイデン氏が再選を目指す今年の大統領選挙に影響を与える可能性もある。先週には、大統領選の共和党候補指名が確実なトランプ前大統領が不倫口止め料を不正に会計処理したとされる事件で、有罪評決が下っている。

ハンター氏は2018年10月、拳銃1丁を購入した際に違法薬物の使用について申告せず、11日間拳銃を違法に所持したとして、計3件の罪に問われている。同氏は無罪を主張している。

このほか、カリフォルニア州でも連邦税法違反の罪で起訴されている。

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