サンチョ、ドルトムントへ感謝のメッセージ「僕たちは家族だ」 ドルトムント残留はマンU率いるテン・ハフ監督の去就次第か

写真:サンチョはSNS上でドルトムントに感謝を伝えた ©Getty Images

ドルトムントでのレンタル移籍期間を終える元イングランド代表FWジェイドン・サンチョが、自身のSNS公式アカウントを通じてドルトムントへ感謝のメッセージを送った。

ドルトムントにレンタル移籍という形で復帰したサンチョが、その期間を終えてマンチェスター・ユナイテッドに戻ることになる。昨年9月、当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたサンチョはプレミアリーグ第4節のアーセナル戦でメンバーから外れた。

マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督は、メンバー外となった理由を「練習態度の問題」と説明したが、サンチョはSNS上でそれを否定した。サンチョとテン・ハフ監督の対立は解消されず、冬の移籍市場で古巣であるドルトムントにレンタル移籍した。

サンチョはドルトムントで背番号「10」を背負い、移籍後公式戦21試合に出場し、3ゴール3アシストという成績を残した。ドイツメディア『スカイスポーツ』によると、ドルトムントはサンチョの残留を望んでいるとされている。また、イギリス紙『ミラー』によると、テン・ハフ監督がマンチェスター・ユナイテッドを離れる場合、サンチョはマンチェスター・ユナイテッドの選手としてプレーするとしている。

サンチョは自身のSNS公式アカウント上で、ドルトムントに感謝を伝えるメッセージを投稿した。

「なんて6カ月だったんだろう。ともに勝って、ともに負ける。この瞬間が僕たちをどれだけ成長させてくれることか。UEFAチャンピオンズリーグ優勝は逃したけど、僕たちは家族だし、この敗北が僕たちの関係を壊すことはない」

「ドルトムントというすばらしいクラブに関わっているすべての人に感謝したい。この6カ月間、僕を歓迎してくれたことには感謝してもしきれない。最後に、ドルトムントのファンへ感謝を。僕は、皆さんのサポートに一生感謝するだろう」

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