繊細な音が涼運ぶ 松山ロープウェー街に砥部焼の風鈴200個

松山ロープウェー商店街に風鈴を飾る松山東雲高生

 観光客らに夏の風情を感じてもらおうと、愛媛県松山市大街道3丁目の松山ロープウェー商店街に4日、砥部焼の風鈴約200個が飾り付けられた。風に優しくそよぐ姿と繊細な音色が、道行く人に涼しさを運んでいる。8月末まで。

 大街道3丁目まちづくり委員会(藤島寛昌委員長)が毎年実施。松山東雲中学・高校と商店街で実習中の松山商業高校の生徒計約20人と商店主らが約150店舗の軒先に丁寧に取り付け。トンボやスイカなどが描かれた風鈴には生徒らの俳句のほか、観光客から募集した川柳などを記した短冊がつるされ、散策する人たちの目を引いていた。

© 株式会社愛媛新聞社