VW『ゴルフ』、生産50周年を祝う…次世代モデルは電動化へ

フォルクスワーゲン『ゴルフ』の生産開始から50周年を迎えドイツ・ヴォルフスブルク工場で記念式典を開催

フォルクスワーゲンは6月3日、『ゴルフ』の生産開始から50周年を迎えた、と発表した。ドイツ・ヴォルフスブルク工場で記念式典を開催した。式典には、ゴルフ生産に携わる従業員やフォルクスワーゲンの経営陣、政界の代表者が出席した。

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ゴルフの量産は1974年春にヴォルフスブルク工場で始まり、これまでに全世界で累計3700万台以上が生産された。そのうち2000万台以上がヴォルフスブルク工場で製造されている。ゴルフの次世代モデルは、電動化に移行する予定であり、デザインや革新性、高い実用性と品質を維持し続けるという。

式典では、従業員が特別に装飾したゴルフが披露された。このモデルは工場の内部フリートの一部となる。さらに、45年間ゴルフ生産に携わってきたニコラ・ベネナティ氏や、40年前に第2世代ゴルフの生産開始を見届けたローランド・ウォルター氏など、長年にわたりゴルフ生産に貢献してきた従業員も紹介された。

ヴォルフスブルク工場は、フォルクスワーゲンの乗用車部門の本拠地であり、世界最大の単一自動車製造施設。現在、ゴルフや『ゴルフ・ヴァリアント』、『トゥーラン』、『ティグアン』が生産されている。

フォルクスワーゲンは、ゴルフの生産50周年を迎え、これからも革新と品質を追求し続ける、としている。

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