「ベルギーとは全然違う」プレミアで揉まれた橋岡大樹、毎熊落選の日本代表でアピールできるか。ルートンは2部降格も「通用した部分もあった」

今冬にベルギーのシント=トロイデンからイングランドのルートンに移籍したDF橋岡大樹は、プレミアリーグで10試合に出場(うち先発は6)。チームは18位に終わり、1年で2部降格となった。

3日に行われた日本代表の練習後に取材に応じた橋岡は、この半年をこう振り返っている。

「めちゃくちゃタフなリーグで、正直ベルギーリーグとは全然違って個の能力がある。もっとやらなきゃいけない部分もありましたし、通用した部分もあった」

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その通用した部分には、「競り合いやマンツー(マン)で付いていくところ。カバーリング」を挙げ、日本代表の6月シリーズと新シーズンに向けてこう意気込んだ。

「来年はチャンピオンシップ(2部)に落ちますけど、磨ける部分は絶対あると思う。プレミアで培ったものを代表で100%出したい」

6月6日にアウェーでミャンマーと、11日に広島でシリアと北中米ワールドカップ・アジア2次予選を戦う今回の日本代表は、アジアカップで評価を上げたセレッソ大阪の右SB毎熊晟矢が落選。橋岡にとってはアピールのチャンスだ。

3バックを試す可能性もあり、CBや左SBもできるマルチなの能力もプラスとなりそうだ。言葉通り、世界最高峰のリーグでの経験を代表で見せられるか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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