CBサヴィッチもアトレティコに別れか…現行契約を1年残す“功労者”は合意の下でフリー退団へ

アトレティコ・マドリードに所属するCBステファン・サヴィッチのクラブ退団が濃厚となったようだ。

1991年1月8日生まれのサヴィッチは現在33歳。セルビアのBSKボルチャでプロキャリアを始めると、パルチザンとマンチェスター・シティ、フィオレンティーナを経て、2015年夏にアトレティコ・マドリードに加入した。度重なるケガに悩まされつつも、鉄壁を築いたミランダとディエゴ・ゴディンの後釜として最終ラインに君臨。クラブ公式戦通算297試合に出場するとともに、ラ・リーガやヨーロッパリーグ優勝にも貢献している。

そんな“功労者”のクラブ退団が濃厚となったようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、サヴィッチは現行契約を来夏まで残しているものの、2024-25シーズンはチーム内での序列が下がることを受け、今夏の退団を希望したとのこと。クラブ側もこれを容認し、フリーエージェントでの出発に“青信号”が灯ったと伝えている。

またスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は、新天地についても言及。今冬に届いたサウジアラビアからの魅了的なオファーはアトレティコ・マドリードが扉を閉めたと前置きしつつ、この夏もアラブからの来訪者に期待という見方。加えて、トルコの複数クラブも同選手に関心を寄せていることを明らかにしている。

2日にはFWメンフィス・デパイがクラブ退団の旨を自身の公式SNSにて綴った他、FWアルバロ・モラタらの去就も宙に浮いているアトレティコ・マドリード。来シーズンに向けたチーム編成を行う上で、血を入れ替える移籍市場となるかもしれない。

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