日系3世大砲、同僚の煽り受け放出 通算50発も27歳で岐路…米報道「市場に出て機会探る」

タイガースからリリースされたケストン・ヒウラ【写真:Getty Images】

タイガースはマイナー3Aに所属していたヒウラをリリースしたと発表した

タイガースは3日(日本時間4日)、マイナー3Aに所属していたケストン・ヒウラ内野手をリリースしたと発表した。2019年に大ブレークした27歳の日系3世だが、2022年以降はメジャーから遠ざかっている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、「市場に出て機会を探ることになる」と伝えた。

同メディアによると、スペンサー・トーケルソン内野手がマイナー3Aに降格したため、ヒウラに代わって一塁のレギュラーを務めるという。今季は49試合に出場して打率.232、6本塁打、OPS.713という成績。「28.1%の割合で三振を記録していた。キャリアを通じてこの傾向は変わっていない」と指摘している。

メジャーでは三振はさらに多くなり、1057打席で36%だという。一方、メジャー1年目の2019年に84試合に出場し、打率.303、19本塁打、OPS.938の好成績を残した実績も持つ。「ヒウラは市場に出て機会を探ることになる。今シーズンはいい活躍をしていないが、秘めているパワーは常に魅力的だ」と評した。

メジャー通算4年で50本塁打ながら、27歳にして迎えたキャリアの岐路。SNS上のファンからは「ケストンにとっては辛いことだろう」「ヒウラはもっといい待遇を受けるべき」「トーケルソンは彼に給料を支払うべきだ」「他人が仕事できないから、自分の仕事を失うのは最悪だろうな」との声があがっている。(Full-Count編集部)

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