今年の平和宣言 松井市長がこれまでと異なった骨子案示す 広島

今年の平和宣言について、広島市の松井市長がこれまでとは異なった構成の骨子案を示しました。

平和記念式典で読み上げる平和宣言の内容は毎年、松井市長が被爆者らを交えた懇談会で検討しています。

2回目の4日は核抑止政策からの転換を訴えるため、市長から現在の国際情勢への問いかけから入るこれまでとは異なった構成の骨子案が示されました。

出席者からは賛同があったとしたうえで「宣言の中で日本人作家などの言葉を引用しても良いのではないか」などの意見が出たということです。

松井一実市長「今やっている為政者の判断を根底から覆すような、影響を与えるようにするための仕掛けがいると思っている」

文案は来月中旬に行われる最後の懇談会で検討される予定です。

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