7センチの厚底サンダルを履いた女性が足をねじって粉砕骨折―中国

中国で「7センチの厚底の穴あきサンダルを履いて階段を下った女性が足をねじって、左足が粉砕骨折した」という話題が注目され、厚底靴の安全性の問題について議論が発生しました。

中国のネットでは最近、「7センチの厚底の穴あきサンダルを履いて階段を下った女性が足をねじって、左足が粉砕骨折した」という話題が注目されてネットでのランキング上位に入り、厚底靴の安全性の問題について議論が発生しました。

骨折したのは、中国西部の甘粛省蘭州市に住む女性の武さんです。武さんによると、母の日(5月12日)に、底の厚さが7センチの穴あきサンダルを履いて階段を下った際に足をねじって転倒してしまいました。サンダルの底は厚く、しかも中央部分には凹みがありました。階段を下った際にしっかりと踏みしめることができず、サンダルの底の凹みが階段に引っかかってしまいました。その結果、バランスを失って体が前に倒れ、すべての体重が瞬間的に左足にかかって粉砕骨折してしまいました。

武さんは手術を終えて自宅で休養しており、自分の経験に基づいて、厚底のサンダルを履くときは十分に気をつけ、とりわけ階段の上り下りなどバランスと安定を保つ必要がある場合は、転倒しないように足元に気を付けねばならないと注意を呼びかけました。

武さんの一件は、厚底靴の安全性についての議論を呼ぶことになりました。専門家は、厚底靴はある程度ならば身長を盛ることができますが、安全性については一定の危険も伴うとして、「靴底が厚いと着用時には足の安定に影響を与えやすい。特に平坦でない場所を歩く場合には、転倒などの事故が起こりやすい。そのため、厚底靴を選ぶ際には、見た目や快適さだけでなく、安全性と実用性をも考えねばならない」と注意喚起をしました。(提供/CRI)

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