男子日本代表 VNL福岡大会初戦でイランに快勝

【写真:Volleyball World】

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024 福岡大会がスタート。男子予選ラウンド第2週の初日となる6月4日(火)、日本(FIVBランキング4位)はイラン(同16位)と対戦し3-0で勝利した。

石川祐希主将と髙橋藍が初先発。ホームの声援を受ける日本は要所で小川智大や関田誠大のレシーブから多彩な攻撃につなげて先行すると、サーブで攻めるイランの追い上げをかわし、セット先取に成功した。

第2セットは競り合いが続く。18-18から関田の華麗なワンハンドトスを石川主将が決めると、終盤にギアを上げた日本はそのまま連続得点。22-18と突き放し、最後は髙橋藍のスパイクでこのセットも奪い取る。中央からのバックアタックを軸に得点を重ねる日本は第3セットも優位な展開で、次々と交代メンバーを送り込むイランに対し、途中出場の甲斐将斗がサービスエースを決めて25点目。ストレートでホーム初戦を飾った。

試合後、髙橋藍は「まず1勝できてホッとしている。明日もリズムをつくっていいバレーボールをしたい」とコメント。ここまでの通算成績を4勝1敗とした日本は次戦、6月5日(水)にドイツ(FIVBランキング10位)と激突する。

VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各地で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定。今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあるが、日本の男子は昨年のFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023ですでに出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド

第2週福岡大会

日本(FIVBランキング4位) 3-0 イラン(同16位)

(25-23、25-22、25-17)

■日本の第1セットスターティングメンバー

小野寺、関田、石川、山内、西田、髙橋藍、リベロ小川

■日本のトップスコアラー

西田 14得点(アタック13得点、ブロック1得点)

髙橋藍 14得点(アタック14得点)

石川 14得点(アタック11得点、ブロック2得点、サーブ1得点)

■日本の次戦(予選ラウンド第6戦)

6月5日(水)19:20

対戦相手:ドイツ(FIVBランキング10位)

■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)

TBS系列地上波 6月5日(水)19:00~(全国ネット/関東一部地域は18:50~)

U-NEXT 6月5日(水)ライブ配信予定

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

VNLに臨む男子日本代表選手のインタビューや対談などが掲載された
月刊バレーボール2024年6月号販売中 ご購入はこちら

The post first appeared on .

© 日本文化出版株式会社