町田浩樹、来季は「5大リーグの出来るだけレベル高いところで」 ベルギーからステップアップへ「具体的なのは代表を終えてから」

日本代表の町田浩樹【写真:徳原隆元】

日本代表はヤンゴンで練習をスタート

森保一監督率いる日本代表は6月4日、ミャンマー・ヤンゴンで北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で戦う同国代表戦(6日)に向けて現地での練習をスタートさせた。今夏の去就が注目されるDF町田浩樹は 「5大リーグのできるだけレベル高いところでやりたい」と話した。

スコールが襲った初日の練習で、ベルギー1部ユニオン・サン=ジロワーズで飛躍を遂げた町田は「この湿度、暑さは結構来ます」と苦笑いだった。

2022年1月に鹿島アントラーズからベルギーの地へ渡った町田。当初レンタル移籍だったが、功績が認められて23年7月より完全移籍となった。プレーオフを含め今季公式戦45試合に出場3ゴールをマークし、クラブ史上3度目のベルギーカップ戦タイトル獲得に貢献した。イングランド1部トッテナムからの関心も伝えられたなかで、町田自身が次なるステップについて口を開いた。

「まだウィンドウ開くまでちょっと時間あるので、それこそ具体的なのというのはまだまだですけど、代表を終えてから動き出す感じですかね。もちろん5大リーグの、できるだけレベル高いところでやりたいですし、ただ自分が自分に適した場所というか、そういうのも大事だと思うのでそこはしっかり見極めて、選んでいきたい」

クラブで獲得したタイトルには特別な思いもある。鹿島時代の悔しい気持ちを糧に頂点を目指してきた。

「鹿島のときタイトル3個ぐらい取ったんですけど、そのときは自分はピッチに立てなかった。自分の力で、というか、自分がチームを助けて優勝をもたらしたということは、やっぱ自信にもなりますし、そういう優勝する経験というのはなかなか味わえないものだと思う。それをね、今後また優勝争いしたときとかに生かせればいいなとは思います」

日本代表にとっても欠かせない存在へと成長を遂げてきた町田。来季に向けてはさらなる高みを目指していく。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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