【バレーボール】石川祐希 発展途上もサーブに手応え「イタリアでもフィーリングが良かった」

チームトップタイの14得点を稼いだ石川祐希

バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(ペルージャ)は、ホームゲームを通じてギアを上げていく構えだ。

4日に開幕したネーションズリーグ(NL)予選ラウンド男子第2週福岡大会(北九州市・西日本総合展示場)の初戦で世界ランキング4位の日本は同16位のイランと対戦し、3―0でストレート勝ち。チームの大黒柱は「僕たちが合流して最初の試合だったが、最高の雰囲気でできてうれしい」と声を弾ませた。

第1週ブラジル大会は、コンディション調整で欠場。今ラウンドから合流した石川にとっては、この日が初陣だった。細かなミスが見受けられたことから「試合勘を取り戻せていないのでまだまだ」と反省。その上で「残り3試合でいい戦いをしたいし、明日もいいプレーをみなさんに見せたい。引き続き楽しみにしていてください」と決意を新たにした。

この日は発展途上の段階ながら、チームトップタイの14得点をマーク。サービスエースも1本決めた。「いいサーブが出ていた。メンタルというか、自分の感覚というか、イタリアでもフィーリングが良かったので、それが継続できている」。試合を重ねる中で、自然と状態も上向いていきそうだ。

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