「前に進むときが来た」大谷翔平が水原被告の“有罪答弁”を受けて決意の声明!「複雑で困難な時期だった」と心情を吐露も周囲のサポートに感謝

現地6月4日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の元通訳で、米連邦検察から銀行詐欺罪と虚偽納税申告の罪状で訴追されている水原一平被告が、およそ3週間ぶりにカリフォルニア州の裁判所に出廷し、罪状認否に臨んだ。当局との司法取引に応じたことを受けて、自身の有罪を認めた。裁判は刑事訴訟として争われず、判決は10月25日に言い渡される予定だ。

水原被告の有罪答弁によって、MLBは捜査の打ち切りを即座に発表。ドジャースも球団としてリリースを出し、「これによってドジャースとしてはショウヘイとチームがこの問題をすべて忘れ去り、ワールドシリーズ制覇へ前進できることを嬉しく思う」と記した。
そして被害者である大谷自身も代理人を通して英文でコメントを発表した。内容は以下の通りだ。

「いま捜査がすべて完了し、罪もすべて認められ、私と家族にとっては重要な終結となりました。すべての証拠を明らかにし、これほど迅速で徹底的かつ効果的な調査を遂行してくれた当局の皆さんに心から感謝します。

私にとってもとても複雑で困難な時期でした。この間にずっと絶え間ない支援を続けてくれた僕のサポートチームに感謝します。家族、代理人、代理人事務所、弁護士、そしてドジャース球団全体に感謝しています。

この事件に終止符を打ち、前に進む時期が来たと思っています。野球に集中して勝利することにフォーカスし続けます」

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社