8月にジャーナリストスクール 池上彰さん特別講師 福島県相双地方を取材、新聞作る

 福島県内の子どもたちが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から13年が過ぎた相双地方を取材し、新聞を作る「ジャーナリストスクール」は8月、相双地方と郡山市で開かれる。主催する県、ふくしまの学び実行委員会は28日まで、小学5年生から高校生までの参加者を募集している。

 ジャーナリストの池上彰さんが特別講師を務める。8月8日に双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で開校式を行った後、復興のために活動している団体などを班ごとに取材。10、11の両日、郡山市青少年会館で記事の執筆と紙面製作に取り組む。池上さんとの交流会・発表会を17日、同市のビッグアイ7階・市民交流プラザで開く。福島民報社の記者らが付き添い、取材や編集作業を支援する。

 定員30人で参加費は小学生4350円、中学、高校生4750円。希望者はチラシに添付されている用紙か県生涯学習課のホームページからダウンロードした用紙に記入し、郵送、ファクス、メールで申し込む。

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