うめき声…男性死亡、病院で入院中に 深夜ベッドで心肺停止の状態、看護師が発見…その後、息を引き取る 男性の顔に殴られた痕あり、警官が急行 病室は無施錠、カーテンで仕切られた4人部屋

顔面から流血、入院患者が死亡=戸田市

 4日午前2時45分ごろ、埼玉県戸田市新曽南3丁目の精神科病院「戸田病院」の女性看護師から「患者の呼吸が停止している」と蕨署に電話で届け出があった。同署員が駆け付けると、入院していた桶川市の無職男性(72)が病室内で心肺停止状態でいるのが発見され、その後、死亡が確認された。

 同署によると男性は5月後半から同病院に入院しており、同署員が到着した際、顔には殴られたような痕が複数箇所あったという。病室はカーテンで仕切られた4人部屋で、入り口は施錠されていなかった。同日午前0時過ぎ、男性看護師が病棟内を巡回していた際にうめき声が聞こえたため、病室内を確認すると、ベッドの上であおむけで顔面から血を流している男性を発見した。

 同署で患者同士で何らかのトラブルがあったことも視野に、男性の死亡原因などを調べている。

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