加藤新市長が初登庁 「持続可能な地域に」 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町

拍手で迎えられた加藤市長

5月19日の小田原市長選で4度目の当選を果たした加藤憲一新市長が5月24日、小田原市役所に初登庁した。午前8時50分頃に正面玄関に到着した加藤市長を、支援者や職員が出迎えた。大きな拍手の中で「おかえり」と声をかけられると、加藤市長は「ただいま」と笑顔で返していた。

初登庁式では、幹部職員を前に「私をここに戻したのは圧倒的な民意です。人口減少、高齢化など課題から目をそらすことなく、地域の可能性を育てる持続可能な姿へ進化していかなければなりません。最前線で体を張っていく役割を担うのは、私たち市の職員。改めて肝に銘じてほしい。今照準を合わせるべきは、ここに暮らし、生きる市民。市民が誇れるまちをつくることです」と職員に呼び掛けた。

その後の記者会見では今後の方針について、「各所管に4年間の事業を一通り全部聞き、優先順位をつけて選択しなければならない」と話していた。

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