イオンモール/89施設で資源回収ボックス常設、衣料・雑貨が対象

イオンモールは6月5日から順次、全国の直営89モールに常設の資源回収ボックスを導入する。

<資源回収ボックスのイメージ>

6月は関東、九州エリアに設置する。対象は衣料品・雑貨(ファッション・ホビーのみ)。

稼働1年で約1000トンの回収を目指す。

ECOMMITが運営する資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を活用。使わなくなった不要品を回収し、最適な使い道の選別、再活躍させるリユース・リサイクルの循環の仕組みを取り入れる。

国内における衣類の年間廃棄量は、約45万トン(2022年、環境省サステナブルファッション)とされ、雑貨も含め使用可能なものが大量に廃棄されている。同社モールのテナントは、衣料品関連企業の専門店が多いことから、廃棄問題に主導して取り組み、リユース・リサイクル率を上げることで、衣料品業界の課題解決をサポートしたい考え。

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