トリドールHD/都内再進出「長田本庄軒 メトロセンター西葛西店」6/21オープン

トリドールホールディングス傘下のトリドールジャパンは6月21日、焼きそば専門店「長田本庄軒 メトロセンター西葛西店」(東京都江戸川区)をオープンする。

<外観イメージ>

毎日粉から店内で製麺しているこだわりの自家製中太麺と、神戸市長田区のソウルフードである「ぼっかけ」(牛スジ肉とこんにゃくの煮込み)を、甘辛いソースに絡めて焼き上げた「ぼっかけ焼きそば」を主力とする専門店。これまで関西エリアに5店舗、海外(台湾)に1店舗を展開している。

2022年に「東京・エキュート立川エキナカEAST店」をクローズして東京から撤退していたが、今回、都内に再進出が決まった。

<ぐるぐる回す職人技>

出店場所の「西葛西メトロセンター」は、西葛西の駅からも近く、商店街のようなにぎわいのある施設内に位置する。店内のテーブルと、職人が調理を行う鉄板の距離はわずか15cmほど。注文後、顧客の目の前で一食分ずつ焼きそばを焼き上げ、熱々のまま提供する。甘辛いソースを麺に絡ませて口当たりをよくするため、全体を鉄板の上でぐるぐる回す職人技で素早く混ぜるという。

こだわりの「ぼっかけ」は、店内で3種の肉を丁寧に仕込んでいる。とろとろになるまで数時間かけて、常時鉄板で煮込む。焼きそばの具材としても、一品料理としても提供する。

店内には製麺機を設置。毎日粉から麺を打ち、厨房内の大きな釜で茹で上げる。茹で上がりを水で締めるひと手間により、甘辛いソースとよく絡む、もちもちの食感を実現した。

<ぼっかけ焼きそば>

看板商品の「ぼっかけ焼きそば」(並税込750円)をはじめ、たまごを鉄板でふわふわに焼き上げて乗せる「ぼっかけオムそば」(並950円)など、7種類の焼きそばメニューを用意。トッピングも8種類取り扱い、気分によって異なる味わいの焼きそばが楽しめる。

<神戸 どて焼き>

このほか、1本ずつ鉄板で焼き上げ白味噌をかける「神戸 どて焼き」(1本150円)、「ぼっかけ肉豆腐」(300円)といった、店内で丁寧に仕込む一品料理も豊富にラインアップ。「長田レモンサワー!」(450円)などの酒やソフトドリンクも充実させた。

■長田本庄軒 メトロセンター西葛西店
所在地:東京都江戸川区西葛西6-14-2(メトロセンター西葛西1番街)
営業時間:11時~23時(ラストオーダーは閉店30分前)
定休日:不定休
席数:23席(予約不可)
テークアウト販売:あり
配達サービス:出前館、Uber Eats

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