社債購入持ちかけ詐欺容疑 コンサル会社代表ら再逮捕

警視庁成城署に入る高橋章容疑者=5月

 金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで不動産投資会社「ザ・グランシールド」の代表取締役ら9人が逮捕された事件で、警視庁生活経済課は5日までに、社債購入を持ちかけ、計約1200万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で、コンサルティング会社「トラステール」の代表取締役高橋章容疑者(61)ら男3人=同法違反罪で起訴=を再逮捕した。

 同課によると、グランシールドの代表取締役中村佳敬被告(46)=同=らはトラステールの社債や株の購入を持ちかけ、延べ約1300の個人や法人から約80億円を集めたとみられる。配当などが止まるトラブルがあり、同課はトラステールに事業実態はないとみて調べていた。

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