XRの定義とは、Internet x Media Summitで6本のXR関連セミナーが実施予定[Internet Media Summit セミナーの見どころ] Vol.05

Internet x Media Summitとは?

ネットワークと映像の最新動向を伝える

「Internet x Media Summit」は映像とネットワークを組み合わせたソリューションのIP伝送をはじめ、XRやAIなど最新の映像制作ソリューションを紹介します。

放送や映像制作の現場での高解像度化、コスト削減、ワークフローの効率化を目指し、放送・映像業界関係者が具体的な課題解決策を学ぶことができる最高の機会をご用意しました。

最新の製品やサービスを展示したブース、最新のトレンドを押さえた各種セミナーなど映像業界の最新動向を皆様にご紹介します!

「Internet x Media Summit」公式ページ PRONEWSがプロデュースするリアルイベント「Internet x Media Summit」のセミナーは3日間でなんと22本。放送や映像業界の最先端について、技術、制作、ビジネスなどの領域から、エキスパートや当事者が次々に登壇する。

XRの定義とは

XRの定義は様々だ。AR/VR/MRのようなもので、Xを変数としたxRとも表現される。ここではXRをクロスリアリティ、すなわちリアルな現実世界とデジタルな仮想世界を融合させる革新的な技術とそれを用いたコンテンツやサービスであるとする。XRはバーチャルプロダクション、デジタルサイネージ、ライブエンターテイメント、メタバースとも直接、あるいは密接に関連している。

今回IMSでは、6本ものXR関連のセミナーが用意されているので、これらをPRONEWS的な視点で紹介をしたい。

インターバース時代のXRエクスペリエンス

日時: 6月12日(水)13:20-14:00
Speaker: 諸石 治之 / (株)IMAGICA EEX 代表取締役社長 CEO / CCO

現実世界(ユニバース)と仮想世界(メタバース)が交錯するインターバース領域 IMAGICAグループは東洋現像所からポスプロ、映像制作へと、そのフィールを拡大し続けてきたのは言うまでもない。

そんなIMAGICAにおけるエクスペリエンス・デザインカンパニーがIMAGICA EEXである。リアルとバーチャルをつなぎ合わせ、映画やテレビ、WEBやスマホのスクリンの中にとらわれない。インターバース領域での事例と、次なる挑戦の話になるようだ。

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XR・インターバースがドライブする社会変革とインパクト

日時: 6月13日(木)13:20-14:00
Speaker: 岩村 幹生 / (株)NTTコノキュー 取締役

IMSと同時開催のInteropでは、NTTが提唱、推進するIOWN (Innovative Optical and Wireless Network) 構想に関するセミナーが複数用意されている。
IOWNは2030年に実現されるネットワーク・情報処理基盤だ。IOWNはこれまでのコンピュータやネットワークの常識を遥かに超えた基盤である。

その特徴は演算チップからネットワーク伝送までのエンドTOエンドのすべてがフォトニックネットワークデバイスと呼ばれる光電融合技術をベースにしたものである。
光を電気信号に変換する装置がいらなくなり、電力損失や処理の遅れが大幅に減る。IOWNの自体を見据えて、NTTコノキューはNTTグループでXR領域を扱う会社で、IOWNの柱の一つであるデジタルツインコンピューティングに向けたビジョンと、具体的な取り組みを紹介する。

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サイバー南無南無 仏教美術×テクノロジーアート AR/VR/IP通信を活用したコンテンツ制作

日時: 6月14日(金)12:20-13:00
Speaker: 河野 円/ imgee(株) CEO・サイバー南無南無 代表

テクノロジーアートと仏教を組み合わせたのがサイバー南無南無である。2018年から活動をしているのでもうおなじみの方も多いことだろう。今回IMSでは、そのコンテンツ制作過程を示すことで、最新テクノロジーを利用した映像制作におけるヒントを提供する。

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メディア”空間化”と生成AIが加速するXRシフト。目標達成へのシナリオ

日時: 6月14日(金)13:20-14:00
Speaker: 本田 雅一 / スペイシアルボート(株) 代表取締役社長 / テクノロジージャーナリスト

テクノロジージャーナリストの本田雅一氏が、自ら立ち上げた新会社であるスペイシアルボートとして、メディアの空間化(Spatial)と、それを実現するためのB2Bコミュニティーの構築を提案する。

テック業界の最前線を常に見つめてきた本田氏に見えている世界観とはどういうものなのか、注目である。また本田氏は、登壇前日までアップルWWDC2024に参加しており、帰国当日の空港から会場に直行しての日本一早い撮って出し情報も必見である。

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クラウド×バーチャルヒューマン×生成AIを活用したコンテンツ制作

日時: 6月14日(金)14:15-14:55
Moderator: 永良 彰英 / (株)WAS 取締役
Speaker: Digital Human Star
Speaker: Digital Human Sabrina

ハリウッドで30年以上にわたってVFX技術を提供している、DIGITAL DOMAINのバーチャルヒューマンソリューションの紹介と、バーチャルヒューマンをノーコード、ローコードで操作するプラットフォームを活用したコンテンツ制作事例である。

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登壇者全員がAppleVisionProを装着しながら、これら新デバイスがメディア環境にもたらす可能性を語る謎セッション

日時: 6月14日(金)16:05-16:45
Speaker: 久野 崇文 / 日本テレビホールディングス(株)経営戦略局R&Dラボ 副主任
Speaker: 森永 真弓 / (株)博報堂DYメディアパートナーズ
Speaker: 本田 雅一 / スペイシアルボート
Moderator: 安藤 聖泰 / (株)NeoRealX 代表取締役社長

3日間の最終日の大トリセッションは、一風変わったビジュアルで展開されそうだ。登壇者全員がAppleVisionProユーザーで構成され、かつ全員がAVPを装着して登壇するという、きわめて熱量の高いセッションになる。AVP(のようなデバイス)が、メディアにどういった影響、イノベーションをもたらすのか、テレビ局、広告会社、XR会社それぞれの立場でパネリストたちが熱く語り合う、IMSのフィナーレにふさわしいセッションになることは間違いない。

事前登録はこちら また別途紹介した基調講演も合わせてチェックしていただきたい。

※Vol.04公開後にリンクボタンを設置予定

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