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徳島県内では2023年、仕事中の熱中症による死亡災害が発生していて、徳島労働局は、夏の職場での熱中症予防対策の推進を呼びかけています。
徳島労働局によりますと、2023年1年間、県内の職場で熱中症を発症した人の数は34人でした。
前の年より17人減ったものの、その8割が7月と8月に集中しています。
業種別にみると、建設業が半数の17人、次いで製造業が4人などとなっています。
建設業では2023年7月、60代男性1人が熱中症で亡くなる死亡災害が県内では18年ぶりに発生しています。
これをうけ、徳島労働局では9月末までキャンペーンをおこない県内の事業者などに対し、暑さ指数の把握や働く人の定期的な水分、塩分の摂取、健康状態の把握など、職場での熱中症予防対策の推進を呼びかけています。
7月には建設業などの事業所に対し、職場で適切な対策がとられているかパトロールをおこなうとしています。