徳島県内の4月の有効求職者数はここ5年間で最多となる【徳島】

徳島労働局のまとめによると、県内の2024年4月の有効求人倍率は1・17倍と前の月を下回りましたが、有効求職者数はここ5年間で最も多くなっています。

徳島労働局によると県内の2024年4月の有効求人倍率は1.17倍で前の月を0.04ポイント下回りました。

また有効求人数は1万5498人と2023年の同じ月から2.6ポイント減りました。

一方、仕事を求める人の数、有効求職者数は1万4244人と前の年の同じ月から449人増え、ここ5年間で最も多くなりました。

これについて徳島労働局では「3月から4月は離職者が増える傾向があるものの、今の仕事を維持しつつ待遇面などより良い条件の職場を探す人が増えてきているのでは」と見ています。

また県内の雇用失業情勢については判断を維持しつつも、「足元の経済情勢などが雇用に与える影響には留意する必要がある」としています。

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