北海道が前SR渋谷の盛實海翔を獲得「攻撃の中心的な役割を」新天地は活躍期待

B1リーグのレバンガ北海道は6月5日、サンロッカーズ渋谷から自由交渉選手リストに公示されていた盛實海翔と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したことを発表した。

埼玉県出身で8月に27歳の誕生日を迎える盛實は、187センチ83キロのシューティングガード。県立能代工業高校(現:県立能代科学技術高校)から専修大学へと進学し、2018-19シーズンに特別指定選手としてSR渋谷に入団した。在籍6年目となった今シーズンは、ルカ・パヴェチェヴィッチヘッドコーチが率いる新体制となり、リーグ戦20試合の出場にとどまるなどプレータイムが激減。1試合平均5分24秒1.2得点0.3リバウンド0.3アシストの成績だった。

今回の移籍発表に際して、北海道の横田陽代表取締役CEOは「ピック&ロールのハンドラーとして特に優れた能力を持っており、チームの課題でもある得点力の部分で小野寺HCが掲げるチームオフェンスにおいて中心的な役割を果たしてくれると考えています。複数のポジションでプレーできることから、得点に加え、アシストや状況に応じてクリエイトできる強みを活かし、チームの勝利に貢献してくれることを期待しています」と、クラブ公式サイトを通じてコメント。盛實は「チームに貢献するために、自分らしく、頑張ります。よろしくお願いします」と、新天地のファンへあいさつした。

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