ずぼら断食のご褒美「美食日」を楽しむポイントとは!?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】

美食日は好きなものを食べてOK!

「美食日」は、不食日と良食日を乗り切った自分へのご褒美期間です。ただし、食べる量はこぶし2つ分という目安は、美食日でも同様です。決して、むやみやたらに飲み食いをしていい日でないことを、心にしっかり刻んでおきましょう。

ずぼら断食以前の食生活がまだ記憶に新しい1週目や2週目は、特に糖質と脂質の最強コンビであるラーメン、ハンバーガーやポテトなどを食べたい欲求が強いと思います。また、スイーツなどの甘いものも欲しくなる時期。そこはダイエット中だからと思わず、こぶし2つ分を守りながら、食べたくて仕方のなかったものを我慢せずに食べましょう。

人によっては、1回のずぼら断食で味覚が敏感になったと感じる人もいます。ずぼら断食は回数を重ねるごとに体質が変化していくので、自然と味の濃いものを選ぶことが減って薄味を好むようになり、さらに甘いものへの欲求も消えていきます。

美食日は2日間あるので、その中で好きなものをどう組み立てて食べるかを考える時間も楽しんでください。そして、翌日を不食日に設定しているなら、なるべく早めの時間に食べ終えて胃腸の負担を減らし、翌日に備えるようにするとよいでしょう。

美食日を楽しむポイント

「美食日≠暴食日」を心に刻み、本当に食べたいものは何か、食べて自分を満足させられるものは何かを自分自身に問いかけてみましょう。

量より質を重視

せっかくの美食日ですから、チョコレートなら高級なものを1粒味わって食べるなど“美食”を楽しんでください。ジャンクを好んだずぼら断食前の自分より、思考と味覚を進化させていきましょう。

ご褒美スイーツもあり!

スイーツを我慢する必要はありません。食べたいなら、できるだけ太陽の昇っている時間に食べて、エネルギーを使いきった状態で就寝しましょう。

水分補給を忘れずに

良食日に比べて糖質や脂質の摂取量が増えるであろう美食日。体の代謝を上げて排出力を高めるためにも、水分補給はとても大事です。いつも通り、水を1.5〜2l飲むのを忘れないでください。

2日目の夕食は軽めに

美食日2日目の夕食は、翌日に控える不食日を楽に過ごすための準備食でもあります。「なるべく空腹で眠れるメニューで美食を楽しむには?」と、ゲーム感覚で献立を組み立てるのも楽しいですよ。

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・無理せずに痩せる方法を知りたい! ・どんな食事をしてダイエットをするべきか知りたい ・ダイエットのおすすめメニューを知りたい

以上の方には大変おすすめな一冊です!

そんなに食べてないのに太る本当の理由

「そんなに食べていないのに体重が減らない」「カロリーを抑えて食べているはずなのに太ってしまう」という声をよく耳にします。努力している人には酷かもしれませんが、食事に気をつけているつもりでも、じわじわと体重が増えていく、あるいは、理想の体重以上の体重がありなかなか減らないという場合、自覚のあるなしに関わらず、食べ過ぎていることがほとんどです。

食べ過ぎと聞くと、食べる量をイメージする人が多いと思います。確かに、お腹がパンパンになるまで食べればそれは食べ過ぎです。ですが、油たっぷりの揚げ物や炭水化物が多めの食事など、次の食事までに胃で消化しきれないようなものを食べたり、量が少なくてもその日の活動量で消費しきれないくらい高カロリーなものを食べたりした場合も、実は食べ過ぎなのです。

食べ過ぎチェックリスト

ずぼら断食で体を改善していくにあたり、まずはスタートラインに立つことから始めましょう。ダイエットの基本でもありますが、やせたいと思ったら自分の食生活を把握すること。下の「食べ過ぎチェックリスト」を使うと、簡単にセルフチェックができます。食べ過ぎなのか、食べ方のクセがあるのかを確認してみてください。

□ 1日3食、ほぼ決まった時間に食べている

□ 舌にたっぷりと白や黄色の苔こけがついている

□ 満腹になるまで食べないと食べた気がしない

□ 午後のおやつ、または夕食後のデザートやスナックがルーティーン

□ 食べてから2時間以内に眠ることがよくある

□ 早食いの自覚があり、大低20分以内で食べ終わる

□ 昼食から1〜2時間後に強い眠気を感じることがしばしばある

□ よく噛んで食べようと意識したことがほぼない

□ 唐揚げやコロッケなど油で揚げた料理が大好き

□ 毎日、夕食に炭水化物(ごはん、麺類、パン、粉物など)を食べている

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出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』
著:関口 賢

運動不足や日々の生活の忙しさなど、さまざまな理由で太ってしまった、さらに「何をやっても痩せない…」という人も多いと思います。そんな人に向けて、本書では10万人以上を痩せさせてきたダイエット専門鍼灸院の総院長である著者が考案した、自宅でできる究極のダイエット法『ずぼら断食』を紹介します。人間は食べることが必要不可欠ですが、食べることで不健康にもなります。体のためにと思って食べていたことが、逆に体の負担になってしまっていることもあり、それが肥満や不調の元になっているのです。まずは食べないことがどのような健康効果をもたらすのかを徹底解説。そのうえで、誰でも簡単に取り入れられる8時間断食から、痩せて体質改善もできる16時間断食、ストンと痩せて体がリセットできる24時間断食、さらにストイックにガッツリ体重を落としたい人向けの32時間断食など、自分自身の目的とやりやすさに合わせた4つのプログラムから選択できます。栄養過多な状態にある体を断食で一度リセットすることで、何をしても痩せなかった体がみるみる痩せていくだけでなく、慢性的に感じていた不調や健康診断の数値も劇的改善できます!ダイエットでなかなか結果がでない人も、疲れやすかったり、原因不明の謎の不調を抱えている人などにもぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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