審判のミスで選手が危ない状態に 視聴者から批判殺到「危険過ぎる」「なんとかした方が」

ミスジャッジが話題になっている審判(左)と井原良太郎【写真:山口比佐夫】

選手本人も言及

今月2日に開催された格闘技エンターテインメント「BreakingDown12」のバンタム級タイトル戦の審判の判断が物議となっている。

王者・井原良太郎は昨年末にRIZINに出場した元K-1ファイターの挑戦者・冨澤大智を迎えての初防衛戦。大事な一戦となっていたが、審判が冨澤の味方なのではないかと疑われるほどあり得ない判断が起きた。

1度目のミスジャッジは1Rのシーン。両者の首相撲の展開で審判は1度ブレイクをかける。井原はこれに応じ動きを止めたが冨澤は全く攻撃を止めない。井原が何発か不意打ちのような形で被弾する危険な状況であったが、なぜか審判は1度自分が行った判断がなかったのかのように流した。

2度目は延長R。開始早々に井原がカウンターのパンチをヒットさせ、冨澤がグラウンドに転げる形となったが、審判は何も反応せずだった。後に井原はこのシーンについて「BreakingDownってフラッシュダウンだったら取らないって一応ルール上にあるのよ。フラッシュダウンだったから取らなかったのか、それとも俺のことをあのとき(前のランドでの抗議)嫌いになって取らなかったのか。もしくは冨澤大智に賭けてたかだよね(笑)。どっちかしかないじゃん」と補足している。

審判の考えられない行動に視聴者からは「ビデオ見て反省しろ」「レフェリーだけなんとかした方がいい」「個人的な感情で忖度するレフリーはいらない」「危険過ぎるんだが」「なんか出来レース狙ってるのかと」など批判の声が上がっていた。ENCOUNT編集部

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