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指定暴力団・池田組傘下の組長の首を出刃包丁で刺して殺害しようとした罪などに問われている男の裁判員裁判が始まり、男は起訴内容を否認しました。
殺人未遂などの罪に問われているのは津山市の無職の男です。
起訴状などによりますと、被告は昨年4月、指定暴力団・池田組傘下の組長の首を刃渡り15.5センチの出刃包丁で刺して殺害しようとしたなどとされています。
きょう(5日)の初公判で、被告は「殺意は始めからありません、そこは譲りたくないです」と起訴内容を否認しました。
検察側は冒頭陳述で、「被告は被害者が背を向けたすきに首を包丁で刺していて、被害者が死ぬ危険性も認識したうえでの犯行である」と主張。
一方弁護側は、「被告は首を狙って刺したわけではなく、殺意は無かった」として傷害罪にとどまると主張しました。