『一流シェフのファミリーレストラン』S3、ディズニープラス「スター」で7月17日より配信

第75回エミー賞で最多10冠を獲得したドラマシリーズ『一流シェフのファミリーレストラン』のシーズン3が、7月17日よりディズニープラス「スター」にて独占配信されることが決定した。

本作は、ニューヨークの一流レストランで働く新進気鋭のシェフだった主人公カーミーを中心に、彼の家族と兄の遺したレストランの一筋縄ではいかないスタッフたちを描く、食、家族、仕事や人生をテーマにしたドラマシリーズ。

シーズン1は、ニューヨークで活躍していたカーミー(ジェレミー・アレン・ホワイト)が、兄マイケル(ジョン・バーンサル)の突然の死をきっかけに地元シカゴに戻り、彼の遺した借金まみれのサンドイッチ店を引き継ぐところから始まる。カーミーは昔から働いていた我の強いスタッフとぶつかりながらも再建を目指しつつ、さらには家族の問題にももがく姿が描かれる。

シーズン2では、カーミーが兄の遺した店を残すため、サンドイッチ店からレストランへとリニューアルに動き出す。新しいレストランのオープンに向けて、カーミーとぶつかってばかりの幼なじみリッチー(エボン・モス=バラック)、カーミーに憧れる名門料理学校出身のシドニー(アイオウ・エディバリー)たちは、それぞれ成長のため挑戦していく姿が描かれる。さらに、仕事一筋だったカーミーは同級生だったクレア(モリー・ゴードン)と再会し、仕事だけではない幸せを見つけかけるが、リニューアル直前に友人と家族を呼んだプレオープンで思いもよらぬハプニングが起きる。

あわせてシーズン3の予告編も公開。カーミー、シドニー、リッチーらが、遂に新しいレストラン「ザ・ベア」のオープンさせる。カーミーの目標は、「ザ・ベアー」を一流のレストランにし、星を獲得すること。しかし、私生活を犠牲にしてでも、その目標を達成しようと一心不乱に突き進むカーミーと、行き過ぎた彼の姿勢について行けないスタッフたちは対立し、オープンしたてのキッチンでも言い争いが絶えない。一切の妥協を許さずクオリティを極限まで高めようとする“理想”と、売り上げなどの経営的な逃れることのできない“現実”、そのはざまでもがく「ザ・ベアー」のメンバーがどうなるのか。波乱の展開を想起させる映像となっている。

また、ファーストルックでは、テッド(リッキー・スタフィエリ)が何かを指さしており、その方向に顔を向けるカーミーとニールの姿が。「ザ・ベアー」でまたもやトラブルが発生することを示唆させる。

なお、新シーズンには、カーミー役のジェレミー・アレン・ホワイト、シドニー役のアイオウ・エディバリー、リッチー役のエボン・モス=バラック、ナタリー役の アビー・エリオット、マーカス役のライオネル・ボイス、ティナ役のライザ・コロン=ザヤス、ニール役のマティ・マセソン、ジミー役のオリヴァー・プラットらおなじみの俳優陣が続投。さらに、カーミーの母親ドナ役で『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のジェイミー・リー・カーティス、カーミーが師事したシェフのテリー役で『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマン、そのほか、ボブ・オデンカーク、ウィル・ポールター、サラ・ ラモス、サラ・ポールソンらの出演も決定している。

(文=リアルサウンド編集部)

© 株式会社blueprint