舘ひろし&柴田恭兵、“最後”はタカとユージのやり取りで締めくくる「行こう」「OK」

大ヒット御礼舞台あいさつに出席した舘ひろし(左)と柴田恭兵【写真:ENCOUNT編集部】

会場周辺には多くのファンが集結

俳優の舘ひろしと柴田恭兵が5日、都内で行われた映画『帰ってきた あぶない刑事』大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

5月24日に封切られた本作は、公開から3日間での観客動員数が25万人を超え、週末観客動員数ランキングで1位を記録。ヒットを祝し、この日は『あぶ刑事』デザインのオリジナル缶で乾杯することに。観客全員も同じ缶を手にし、館と柴田が「38年間の感謝を込めて」「あぶ刑事ベイビー! 乾杯!」と声をかけてファンとともにお祝いした。

今回のイベントが最後の舞台あいさつ。本作における宣伝活動が一区切りとなる。さらに司会者が「タカとユージとして2人に会えるのが、きょうが最後かもしれません」とアナウンスされると、会場は「え~!」と惜しむ声に包まれた。

登場からずっとサングラスをかけていた2人だが、最後のメッセージを求められるとサングラスをとり、素顔を見せてファンに思いを伝えた。舘は「みなさんに何度も映画を見てもらって、もっと成績をあげたいと思っています」といい、柴田は「何度も言っていますが、帰ってこさせてもらって、感謝している。応援のおかげでこんなに長くやれることができた。心から感謝している」と目を潤ませながら語った。

すると、どこからか電話のコール音が。2人は再びサングラスをかけ、隠されていた電話を取り出して「はいこちら、T&Y探偵事務所でございます」と受話器を取る。新たな事件を発生したのか、「じゃあ行こう、ユージ」「OK、タカ」と会話し、そのまま降壇。観客席を通って会場から去る際、多くのファンが声をかけていたほか、舞台あいさつが行われた会場周辺には多くのファンが集結し、盛り上がりをみせていた。

1986年のテレビドラマシリーズが放送を開始した『あぶない刑事』は、ドラマ終了後も映画、テレビスペシャルが展開されてきた人気刑事ドラマ。本作は、2016年に公開された『さらば あぶない刑事』以来となるシリーズ最新作で、“タカ”こと鷹山敏樹(舘)と“ユージ”こと大下勇次(柴田)が、元横浜港署刑事ながら「T&Y探偵事務所」の探偵として横浜に帰ってくる。ENCOUNT編集部

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