グラブ叩きつけたのに…人類最速左腕の“勘違い”にファン笑撃 止まらぬ激情「こんな光景初めて」

パイレーツのアロルディス・チャップマン【写真:Getty Images】

ドジャース戦で登板のチャップマン、大飛球にグラブ叩きつけたが…

米大リーグで人類最速左腕として知られるパイレーツのアロルディス・チャップマン投手が“勘違い”でグラブを叩きつける姿に、米国のファンは「こんな光景初めて」「面白すぎる」と笑いが止まらない様子だ。本塁打を覚悟した打球は外野手のグラブへすっぽり。何とも不思議な場面となった。

今季からパイレーツでプレーするチャップマンは4日(日本時間5日)、本拠地ピッツバーグで行われたドジャース戦の8回から3番手で登板。いきなり大谷と対戦し、低めのスプリットをゴロで中前安打とされた。続くフリーマンを三振に仕留め、スミスには四球で1死一、二塁となったところで事件は起こった。

テオスカー・ヘルナンデスへの初球、甘いスライダーが高々と中堅方向へ上がると、チャップマンは怒りに任せてグラブをマウンドに叩きつけた。ただ打球はフェンス手前で中堅手スウィンスキのグラブに収まり2死。更にパヘスから空振り三振を奪い、この回無失点で終えた。

本塁打と勘違いしたのか、グラブを叩きつけるチャップマンの姿を、米ポッドキャスト番組「トーキン・ベースボール」が公式X(旧ツイッター)に「アロルディス・チャップマンは、このボールがホームランかと思った。大爆笑」というコメント付きで紹介すると、米国のファンから様々なコメントが並んだ。

「この激情が好きだけどね」
「何と言おうと、彼は燃えているし、もっと良くなりたいと思っている」
「MLBのフィールドでこんな光景を見たのは初めてだ(笑)」
「もう20回見たけど面白すぎる」
「彼はまるでリトルリーグのワールドシリーズで負けたような顔をしている」
「チャップマンはパイレーツファン全員に心臓発作を起こさせたよ」

2010年のレッズ時代、大リーグ史上最速となる時速105.1マイル(約169.1キロ)を投げたことで知られるチャップマン。36歳になった今も激情は健在のようだ。

THE ANSWER編集部

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