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【夫と山菜採り中に滑落した71歳の女性を救助】福島市飯坂町の山林
安達太良山や磐梯山などで山開きが行われ、各地で登山シーズンを迎えています。楽しい反面、やはり登山には事故がつきものです。その注意点をこの道14年の登山ガイドに指南してもらいました。
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近頃は、コロナ禍のアウトドアブームを受けて、登山を楽しむ人も増えているそうです。名山が近くに複数ある磐梯町の「道の駅ばんだい」のなかにも、アウトドア用品を扱う「モンベル」がテナントとして入っていて、登山グッズを多く取り揃えています。
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水にも強く滑りにくいトレッキングシューズに、転倒リスクを減らし、歩行をサポートしてくれるトレッキングポール、さらには使わない時は音を消すことができる「熊鈴」など、登山をサポートしてくれるアイテムの数々が人気を集めています。
■道の駅ばんだい モンベルコーナー佐藤結さん
「商品たくさんあるので選んでいただいてアウトドアの季節を楽しんでほしい」
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一方で気をつけていても、起きてしまうのが事故。5月には安達太良山や燧ケ岳などで登山者がけがをして防災ヘリで救助されています。登山を楽しむためにも、事故のリスクを減らすことが大切です。登山ガイドの渡部あけみさんにそのポイントを聞きました。
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■福島登山ガイド事務局長 渡部あけみさん
「こちらの登山届。各登山口には必ず登山ボックスがあるが、登山ボックスに入れるかもしくはコンパスというアプリを使う」
出発前にルートなどを報告する「登山届」。条例で提出が義務付けられている山もありますが、基本的には「任意」。ただ、万一の際は届けられた情報を元に警察などが捜索してくれるので提出するようにしましょう。最近は、「Compass」というアプリもあり、スマートフォンから簡単に提出できます。
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■福島登山ガイド事務局長 渡部あけみさん
「友達や知り合いと情報を共有して行くのが一番の安全だと思うのでそれをおすすめする。日本気象協会のやっている情報だが「てんきとくらす」を検索して、山の名前を入れて検索するときょう、明日、あさってくらいの天気がきちんと出てくるのでそれを参考にして山に入ってほしい」
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事前に天気を確認し、登山中も天気の異変を感じたら、早めに下山。こうした瞬時の判断も必要です。
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さらに、持ち物の面では、水分補給はもちろん、けがをした時に傷口を洗うため、水は2リットルほど持っていくのがおすすめです。塩分が取れる食べ物やレインウェア、それに地図などもしっかり準備しましょう。