岩手県内の新型コロナとインフルは落ち着いた感染状況 夏場に増える傾向の手足口病やヘルパンギーナにも注意を

先月27日から今月2日までの1週間の1定点医療機関あたりの新型コロナウイルスとインフルエンザの感染者数は落ち着いた状態が続いています。
新型コロナの感染者数の平均を保健所別にみると、最も多い宮古で5.80人、久慈が4.00人、奥州が3.57人、盛岡市が3.27人などとなっています。1定点医療機関あたりの感染者数の平均は2.70人で前の週より減少しました。

また、インフルエンザは県全体の平均が0.16人で10週ぶりに前の週を上回りましたが、10あるうちの8つの保健所管内で感染者は確認されておらず、新型コロナ、インフルエンザともに感染状況は落ち着いた状態となっています。一方、溶レン菌の感染者数は4.98人と先週より減少しましたが、依然高い水準となっています。県では手足口病やヘルパンギーナなど、例年、夏場に増える感染症についても注意深く見守っていきたいとしています。

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