【巨人】阿部監督が先制3ラン被弾の堀田賢慎を擁護「あれは僕のせい」

試合終了後、ファンにあいさつする巨人・阿部監督

阿部慎之助監督(45)率いる巨人が5日のロッテ戦(東京ドーム)に3―4で敗戦。最後の猛追も叶わずに惜敗を喫した。

援護に恵まれず、一発に泣いた。5月15日以来の今季4勝目をかけて先発した堀田だったが、両チーム無得点で迎えた4回無死一、二塁からソトに痛恨の3ランを被弾して先制点を献上。それでも5回3失点と最低限の仕事を果たした右腕を打線も援護したいところだったが、なかなか快音は響かず…。

3点ビハインドの9回に代打・大城卓の適時二塁打やヘルナンデスの適時打などから1点差にまで詰め寄ったが試合をひっくり返せず、球団記録タイの9者連続安打を含む23安打18得点で快勝した前日のとは対照的に、この日はロッテ打線を上回る8安打を放ちながらあと一歩及ばなかった。

阿部監督は「種市投手にすごくいい投球をされたので。すごくいい投手だなと、パワーピッチャーだなと思ってみていました」と相手先発に脱帽。堀田に関しては「(ソトの一発は)僕が外に真っすぐを投げろと言って打たれたのであれは僕のせいなんですけどね。だけど、結構、ストライク先行できないというね…。それだけが課題ですかね」とかばいながらも宿題を課した。

それでも指揮官は「(9回の攻撃は)明日につながると思います。いい粘りも見せましたし、バシッと切り替えて明日、勝ち越せるように頑張ります」と早くも気持ちを切り替え。交流戦3カード連続勝ち越しを決めることはできるか。

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