【ネタバレ】「ブルーモーメント」言葉を失う急展開!「苦しい」「最後叫んじゃった」

第7話より山下智久演じる晴原柑九朗 - (C)フジテレビ

5日に放送された山下智久主演のフジテレビ連続ドラマ「ブルーモーメント」(毎週水曜・22時~22時54分)第7話では、ラストでSDM(特別災害対策本部)メンバーの一人に視聴者が言葉を失う悲劇が勃発し、SNSでは先の展開を絶望視する声や驚き、悲しみの声であふれている(※ネタバレあり。第7話の詳細に触れています)。

第7話は、不在の特命担当大臣・園部肇一(舘ひろし)に代わって総務大臣の立花藍(真矢ミキ)がSDMの指揮をとることとなり、前半では海上竜巻に巻き込まれた気象観測船と漁船の接触事故、後半ではその観測船が観測した多量の水蒸気が引き起こす事故での救命に奔走するさまが描かれた。晴原(山下)は「その水蒸気が線状降水帯を生みだし、東海地方で集中豪雨が起きる」と予測。悲劇は、線状降水帯の発生が予測された岐阜県のエリアで起きた。

土石流、その中に混じる巨大な石(コアストーン)の脅威にさらされた介護施設の人々を救うため、SDMのメンバーは「決してあきらめない」の言葉を胸に刻み、警察班チーフの沢渡(橋本じゅん)という力強い助っ人も得て奮闘。連係プレーによって介護施設の人々を短時間で避難させることに成功するが、ここで予想外の事態が発生。急ぎ介護施設の人々を乗せたバスを誘導し、逃げ遅れた晴原が土石流にのみこまれそうになったところを晴原の上司・上野(平岩紙)がかばい、「逃げて」とつぶやいたところで幕を閉じた。

エピソードの前半では、上野が5年前の関東南部豪雨で晴原の婚約者・園部灯(本田翼)が命を落とすことになった理由を語り始め、その時現場で何が起きていたのかが徐々に判明していったが、灯が一人でその場を離れた理由を語ろうとすると途端に苦しそうな表情に。「それ以上は今じゃなくていいです」と上野の胸の内を慮った晴原の一言もあり、彼女が週刊誌が記事にしようとした際に握りつぶしたというほど隠したかった真相は持ち越されることとなった。上野は“手を離せば灯が危険な目にあうとわかっていながら手を離してしまった”とも言い、晴原にSDMを離れる意志を告げていた。

前話では上野と幼い息子・海斗(石塚陸翔)の涙を誘うエピソードが描かれていただけに、この急展開にSNSでは騒然。「土石流に巻き込まれて亡くなっちゃったのかな?」「え、紙さん……」「最後叫んじゃった」「上野さんはどうなるの?」「苦しい」「悲しすぎて押しつぶされそう」「8話見たいけど怖い…」「急展開過ぎた」と悲痛な声が相次いでいる。

上野の無事を願う声が叫ばれているが、次回予告に「追い詰められるSDM」「癒えない喪失感」といったワードが並んでいることから絶望視する声も多い。加えて、顔の見えない「謎の政治家」が誰なのかと注目を浴びている。(石川友里恵)

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