TOBEスタッフ急募の背景に〝プロ意識の塊〟平野紫耀の「本気度」

プロ意識の高い平野

「TOBE」社長の滝沢秀明氏が先月31日、自身のXでスタッフ募集を呼び掛けた。Xには「『新たな時代へTOBE』一緒に手掛けていきませんか? 条件が合う方、TOBEで働いてみたいお気持ちがある方がいらっしゃいましたらご応募お待ちしております」と記され、転職求人サイトのURLが添付され、業界内やファンからも注目を集めていた。

昨年3月のTOBE設立から1年がたち、今や「Number_i」をはじめ所属アーティストも増えたことで事業拡大に乗り出した形となった。

音楽関係者は「実は滝沢社長以上にNumber_iの平野紫耀が本気で世界を目指せる人材を求めているんです。今年に入り、平野に付いていたマネジャーや担当が何人か代わっているのですが、その理由は平野がスタッフに求めるプロ意識の高さなんです。平野は退路を断ち、世界での活躍を見据えてTOBEに合流しただけにプロ意識は非常に高く、スタッフにも自分と同等かそれ以上のプロ意識を求めている。平野は自分たちを本気でサポートしてくれるスタッフを滝沢社長にお願いしたそうです」と語る。

Number_iは今年4月に開催されたアメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ2024」に出演。デビューシングル「GOAT」は米国のiTunes総合チャートで10位にランクインするなど見事な全米進出となった。

「これまでTOBEは滝沢社長の業界人脈で社員を集めてきたため、その熱量は一枚岩ではなかった。今回の〝本気〟の募集で所属アーティストやスタッフの士気を高め、TOBEを盤石な体制にしたいそうです」(同)

唯一無二のプロ集団が誕生する。

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