トーエネック 太陽光設備検査新技術を提案 ドローン使い不具合可視化

ドローンを活用した独自のオンサイトEL測定技術を提案する(実際は夜間に測定する。写真はイメージ)

 中部電力グループで電気設備工事を手掛けるトーエネック(本社名古屋市)は、太陽光発電パネルの不具合を安全で短時間に検査する新技術を提案している。ドローン(小型無人機)を活用した、EL(エレクトロ・ルミネッセンス=電界発光)測定技術で、目視や熱画像で判別できない設備の不具合を検出できる。13メガワット相当分の測定実績があり、今後、展示会などを通じて広く全国にアピール。200メガワット分の受注につなげたい考え。

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