『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』天海祐希主演で実写映画化 ティザー映像公開

すべての写真(3)を見る

廣嶋玲子が作、jyajyaが絵を担当し、累計発行部数が850万部を突破している児童小説『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』が、実写映画として12月13日(金) に公開されることが決定。併せて主演を天海祐希が務めることが発表された。

本作では、幸運な人だけが辿り着ける不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。

天海は、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている年齢不詳の怪しい女店主・紅子を演じる。オファーをもらった際は驚いたと同時にとてもワクワクしたとのことで、「本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています」と新たな挑戦への期待を語っている。

メガホンをとるのは、『リング』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 恐い間取り』『嘘喰い』などで知られる中田秀夫監督。天海の紅子姿について、中田は「天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを“人生のレフリー役”として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です!」とコメントしている。脚本は『若おかみは小学生!』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』『きみの色』など幅広いジャンルで活躍する吉田玲子が手がける。

また、本作のティザー映像が公開された。「銭天堂」へ続く路地へ迷い込んだひとりの男の子の姿から、子どもたちの素朴だけど切実な願いに合った、とっておきの「ふしぎ駄菓子」が登場する。奇妙な手招きからも感じるただならぬ雰囲気にドキドキする一方、一度は訪れてみたいワクワクする世界観に惹きこまれていくような内容となっている。最後には、「幸せになるか、不幸になるかはお客様次第……!?」と意味ありげににっこり微笑む紅子の姿が収められている。

■天海祐希 コメント 紅子役をやらさせて頂きます、天海祐希です。

紅子役をオファー頂いた時、「私で良いのだろうか」と、少々驚きましたが……。
とてもワクワクしてしまいました。

原作は世界で人気があり、アニメーションにもなっている作品ですので、ファンの皆様の紅子像を壊さない様、演じる事を心掛けました。

今回、撮影の度に特殊メイクや準備などに3時間近くかけ、紅子になっていったのですが、とても楽しかった!
中田監督の情熱やバイタリティに引っ張って頂き、とても熱のある素敵な現場でした。
中田監督といつかご一緒させて頂けたらと願っていたので、凄く嬉しかったです。

本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています。
ぜひ、楽しみにして頂きたいです。

■中田秀夫監督 コメント 「銭天堂を映画化したらぜひ見たい!」と私自身の家族からの熱望が本作の契機でした。
子どもたちだって、誰にも言えない願いを心に秘めています。それが人を出し抜いたり、身近な誰かを不幸にさせるものであっても、人の欲は一旦膨らみ始めると収拾がつかなくなりもします。
天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを「人生のレフリー役」として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です!

■廣嶋玲子(作)コメント 2024年1月、幸運にも映画の撮影現場を見学することができました。
多くの人たちがひとつのものを作りあげようとする独特の気迫、圧巻のセットに、ただただ感動しました。
なにより、天海さんの紅子に圧倒されました。
妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。
その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました。
いったい、どのような映画になるか、本当に完成が待ち遠しいです。
そして、映画に携わった方々全員に、心から感謝いたします。

■jyajya(絵)コメント 実写化のお話をいただき、とてもうれしかったです。
撮影現場にお邪魔する機会があり、そこには本から飛び出たような銭天堂の世界が広がっていました。店内にならぶ沢山の駄菓子に目を奪われ、天海さんが演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような堂々たるオーラを感じました。完成を楽しみにしています!

映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』ティザー映像

<作品情報>
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』

12月13日(金) 公開

公式サイト:
https://zenitendo-movie.jp/

(C)2024映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会

すべての写真(3)を見る

© ぴあ株式会社