虎の4番が自ら二軍降格を申し入れ!? 異例の事態に谷沢氏「4番バッターが弱気になるってのは、阪神を象徴してます」

◆ 大山の二軍調整に解説陣が議論

阪神が楽天に逆転負け。昨日に続いて連敗を喫した。5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、3回に先取点をあげたあと、二死一・三塁で無得点。5回の1点追加後にも後続が断たれ、9回一死一・二塁のサヨナラの好機に併殺打と繋がらない打線に言及。その一因として、昨年の日本一に多大なる貢献をした大山悠輔のファーム降格について議論が繰り広げられた。

まずMCを務めた真中満氏が「ちょっと話に聞くと、岡田監督に自ら外してもらって、ちょっとしっかり調整したいって話みたいです」と今回のケースを明かしつつ、解説として出演した谷沢健一氏に問いかけると「自ら二軍に行くといういうのは、あんまりないですよね」と即答。続けて「本来は早くグラウンドへ来て走り込みするとか、打ち込みをするとかで、もう目いっぱい汗かいて、 それで何かを掴んでまた復帰してくるじゃない。だから4番バッターがこうやって弱気になるってのは、ちょっと阪神を象徴してますよね」と苦しむチーム状況になぞらえた。

最後に真中氏が「なかなかないケースなんで、ちょっと心配したんですけど。ほんと早くしっかり調整して、一軍に上がってきてほしいなって思いますよね」と本来の姿を取り戻してほしいとエールを送った。

昨年の不動の4番がファームで苦しみを解消できたとき、猛虎打線も復活となるのだろうか。再登録が待ち遠しい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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