3Dアニメ映画『ねこのガーフィールド』8月16日公開へ 吹替版声優に山里亮太&MEGUMI

3Dアニメーション映画『The Garfield Movie(原題)』が、『ねこのガーフィールド』の邦題で8月16日に全国公開されることが決定。日本語吹替版キャストとして、山里亮太(南海キャンディーズ)とMEGUMIの参加が発表された。

本作は、2023年に誕生45周年を迎えたアイコニックなオレンジ色のねこ・ガーフィールドが主人公の3Dアニメーション映画。ガーフィールドはこれまでも実写映画化やアニメシリーズ化されており、SNSフォロワー数は1800万人超えている人気キャラクターだ。現在、全世界興行収入はすでに約240億円(1ドル=157円換算)に到達し、5月24日に同日での全米公開となった『マッドマックス:フュリオサ』を超え、公開2週目にして全米および全世界興行収入ランキングで1位を獲得。そのほか、イギリスやオーストラリア、インドネシア、ポルトガル、南アフリカ共和国をはじめとする数々の国と地域でオープニング成績1位を記録している。

飼い主のジョンに愛されて、“幸せ太り”な毎日を送ってきた家ねこのガーフィールド。親友の犬・オーディと一緒に冷蔵庫の中身を空っぽにするまで大食いして、ほしいものは全部ジョンのお金でネットショッピング。ラザニアが大好きで、月曜日とお風呂は大嫌い。そんな平和な毎日を過ごしていたガーフィールドだったが、ある日突然、生き別れた父さんねこのヴィックと再会したことから人生が急展開。「悪いねこに追われているんだ。助けてくれ!」と懇願するヴィックに力を貸すため、ガーフィールドはしぶしぶながら家から飛び出すことに。初めての外の世界でガーフィールドが出会うのは、ひと癖もふた癖もありそうなヘンテコな仲間たちに、ずるがしこいボスねこのジンクス。さらには、親子の絆が試される”ミルク泥棒大作戦”にまで巻き込まれることに。

監督を務めたのは、『チキン・リトル』のマーク・ディンダル。キャストには、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラット、『アベンジャーズ』シリーズのサミュエル・L・ジャクソン、『レ・ミゼラブル』のハンナ・ワディンガムが名を連ねている。

さらに、日本語吹替版声優には、“甘やかされた究極の家ねこ”であるガーフィールド役に山里、ガーフィールドの前に立ちはだかる、ずる賢いボスねこのジンクス役にMEGUMIが決定。

山里は、ガーフィールドを演じることに責任を感じたそうで、「世界中のみんなの中にいるガーフィールドを壊してしまわないか?本当に僕なんかがやっていいのか? その作品の素晴らしさを知っているだけに本当に怖かったです。でも、こんなチャンスは2度とない、逃げて後悔するよりか、とにかく全力でやらせてもらおう!と覚悟を決めました」と語った。また、本国版では『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のマリオ役や『ジュラシック・ワールド』シリーズの主演で知られるプラットがガーフィールド役を担当していることから「クリス・プラットさんの声は本当に楽しそうで、ガーフィールドへの愛に溢れてました。僕も少しでも近づけるよう、頑張らせてもらいました」と収録を振り返り、「とにかく面白いです、そして、泣けます。ぜひ劇場でこの最高の作品を楽しんでください!」と締めくくった。

かつては元ショーガールのセレブねこだったが、とある事件によって転落してしまったボスねこのジンクス役を務めるMEGUMIは、フランス語での歌唱にも初めてチャレンジ。ジンクスについては、「チャーミングな一面があったり過去に悲しみを背負っていたりと、ちょっと憎めないキャラクターです」と明かした。また、「息子が小さい頃よく一緒に観ていた『ガーフィールド』の新たな映画に参加させて頂けて本当に嬉しいです」「笑って泣いてホッコリする今作を是非ご家族でお楽しみください!」とアピールした。

あわせて日本版予告とポスターも公開。日本版予告では、山里が声を吹き込んだガーフィルドの奮闘が描かれている。またポスターには、家のソファでポップコーンを相棒にグータラしていたにもかかわらず、突如冒険に駆り出されるガーフィールドたちの姿が。また、大爆発している背景とは裏腹な「まぁ、ニャンとかなるっしょ」というガーフィールドのゆるいボヤキが添えられている。

なお、本作のムビチケ前売券(オンライン)は6月7日から発売される。

【コメント】
●山里亮太(ガーフィールド役)
世界中で知られている猫、ガーフィールド、その声をやらせていただくというのは嬉しいというよりも怖かったです。
世界中のみんなの中にいるガーフィールドを壊してしまわないか?本当に僕なんかがやっていいのか?その作品の素晴らしさを知っているだけに本当に怖かったです。
でも、こんなチャンスは2度とない、逃げて後悔するよりか、とにかく全力でやらせてもらおう!と覚悟を決めました。周りを見ると素晴らしいキャストの方々、その中でガーフィールドと共に存在させていただけるのは光栄でした。
何より、今回のお話がとてもおもしろくて、この面白さを伝えたいと心から思いました。
クリス・プラットさんの声を聞きながら僕もやらせてもらいました、そのクリス・プラットさんの声は本当に楽しそうで、ガーフィールドへの愛に溢れてました。
僕も少しでも近づけるよう、頑張らせてもらいました。
色々言っておりますが、とにかく面白いです、そして、泣けます。
ぜひ劇場でこの最高の作品を楽しんでください!

●MEGUMI(ジンクス役)
息子が小さい頃よく一緒に観ていた
「ガーフィールド」に参加させて頂けて本当に嬉しいです。
私が務めるジンクス役は、ガーフィールドにとってヴィラン的な存在。
でもチャーミングな一面があったり過去に悲しみを背負っていたりと、ちょっと憎めないキャラクターです。
フランス語での歌唱にも初めてチャレンジしました!
笑って泣いてホッコリする今作、是非ご家族でお楽しみください!

(文=リアルサウンド編集部)

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