岩崎優が痛恨被弾で阪神が楽天に連敗…OB江本氏「配置転換もした方がいいんじゃないかなと思いますね」

◆ 「去年のような勢いのいいボールも来てない」

阪神が土壇場で楽天にまさかの逆転負けを喫した。この日はあと1アウトが遠かった。7回まで2-0と試合を優位に進めた阪神だったが、8回に1点を返され最終回へ。抑えの切り札・岩崎優がマウンドに上り、先頭の小深田大翔にヒットを許すもあと1アウトまでこぎつけたが、小郷裕哉にまさかの逆転2ランを被弾。甲子園を包んだあと1球コールが、一瞬にして悲鳴に変わった瞬間だった。

痛恨被弾の岩崎優のピッチングに関して、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を努めた江本孟紀氏は「あそこへ投げてしまうんですよ。今の岩崎は…外角低めを狙ってるんですけどね、高めに入ったやつを打たれましたね。本人もわかってるでしょうけど、ボールがやっぱり平均して高いですよ。去年のような勢いのいいボールも来てないですよね」と今季の不調を分析。そのうえで「だからちょっと配置転換もした方がいいんじゃないかなと思いますね。なんでももう最後は岩崎じゃなくてね」とクローザーの座を離す策も講じるべきだとの持論を展開した。

昨夜のゲラに続く岩崎の乱調で連敗した岡田阪神。投打に課題が露呈している状況を、策士はどう変えていくのだろうか。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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