瀬谷区連会 新会長に高岩さん 園芸博の機運醸成に意欲 横浜市旭区・横浜市瀬谷区

瀬谷区連合町内会自治会連絡協議会(区連会)の役員改選が5月16日に瀬谷区役所で行われ、網代宗四郎さん(79歳/北新在住)に代わり高岩敏和さん(73歳/阿久和西在住)が新会長に就任した。

区連会は区内12の地区連合町内会の会長で組織されている。住民の代表として市政や区政に関する意見を上げるとともに、各地区連合間や行政との連絡・調整も担う。

阿久和北部連合自治会の会長を務めている高岩さん。区連会では22年度から2年間、副会長を務めた。

新会長就任にあたり、3年後に旧上瀬谷通信施設で開かれる国際園芸博覧会(GREEN×EXPO2027)の機運醸成に意欲を見せる。「園芸博の成功に向けて、各地区連合の会長の気持ちはまとまっている。地域に花を植えたりと、瀬谷区全体で盛り上げていければ」と意気込む。また、地震や水害など防災対策も自治会・町内会の大きな役割だとして、「区連会の情報交換会などで各地区の優れた取り組みを共有して取り入れていきたい」と話す。

網代さんは勇退

区連会の会長を8年間務めた網代さん。22年度と23年度は横浜市町内会連合会の会長も担った。地元の南瀬谷ニュータウン自治会の50周年事業を終えたことなどから、自治会活動に一区切りをつけたという。「園芸博成功に尽力して欲しい」と新体制にエールを送る。

© 株式会社タウンニュース社