アストロズに痛手 ハビアーとウルキディが右ひじ手術で今季絶望

日本時間6月6日、アストロズのデイナ・ブラウンGMはクリスチャン・ハビアーとホセ・ウルキディの両右腕が右ひじの手術で今季絶望となることを発表した。ブラウンGMによると、ウルキディは日本時間6月6日、ハビアーは同7日に手術を受ける予定になっているという。「彼らは2人ともひじの手術を受ける予定だ。手術の規模について、まだ正確な情報を得ていないが、もちろんトミー・ジョン手術を受けるという可能性もある」とブラウンGM。両右腕のひじの状態を考えると、トミー・ジョン手術もしくはそれに近い手術を受ける可能性は高そうだ。

現在27歳のハビアーはメジャー5年目のシーズンを迎えているドミニカ共和国出身の右腕。2022年に自己最多の11勝&194奪三振をマークし、昨季は初の規定投球回到達を果たして2年連続となる2ケタ勝利(10勝)を挙げた。今季は7試合に先発して3勝1敗、防御率3.89を記録していたが、5月下旬に右前腕の違和感で故障者リスト入り。最終的には手術が必要との判断に至った。

現在29歳のウルキディはメキシコ出身。メジャー4年目の2022年に自己最多の13勝を挙げたが、昨季は右肩の調子が思わしくなく、16試合(うち10先発)で3勝3敗1セーブ、防御率5.29と精彩を欠いた。今季は右前腕痛で開幕から故障者リスト入り。マイナーではリハビリを兼ねて3試合に登板したが、メジャー復帰には至らなかった。ウルキディは2017年にトミー・ジョン手術を受けており、右ひじの手術は2度目ということになる。

アストロズはハビアーとウルキディのほかにも、ランス・マカラーズJr.とルイス・ガルシアが故障で離脱中。先発投手の層はかなり薄くなっており、現在はジャスティン・バーランダー、フランバー・バルデス、ロネル・ブランコ、ハンター・ブラウン、スペンサー・アリゲッティの5人でローテーションを形成している。ブラウンGMは今後、マイナーの若手投手を抜擢する可能性にも言及した。

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