大谷翔平、全米ドラ1粉砕の15号 161キロ剛速球攻略に放送席熱狂「パワーがさらなるパワーを生む」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

5試合ぶり15号…話題のスキーンズに見せた格の違い

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地ピッツバーグで行われたパイレーツ戦に「2番・DH」で先発し、3回の第2打席で5月29日(同30日)以来5試合ぶりとなる15号2ランを放った。時速100マイル(約160.9キロ)の剛速球を粉砕する一打に、ドジャース側の放送席は「パワーがさらなるパワーを生む」と大興奮だ。

全米ドライチ自慢のボールを粉砕した。大谷が対戦したパイレーツ先発のスキーンズは、2023年のドラフト全体1位で指名された右腕。大谷も初回の対戦では、最速101マイル(約162.5キロ)のボールを前に3球三振に倒れていた。

3回2死一塁で迎えた第2打席、大谷はフルカウントからスキーンズが高めに投じた100マイル(約160.9キロ)の速球を捉えた。打球は中堅へぐんぐん伸び、フェンスを越えた。飛距離415フィート(約126.5メートル)、打球速度105.6マイル(約169.9キロ)の打球に衝撃を受けたのが、ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」だ。

実況のスティーブン・ネルソン氏が「パワーがさらなるパワーを生む。オオタニの15号ホームランだ!」と絶叫すると、解説でドジャースOBのオーレル・ハーシュハイザー氏は「オオタニは6球のストレートにスイングし、5球を空振りしたが、1球を2ランにした。これが適応するということだ」と、初回の打席からの流れに注目していた。

THE ANSWER編集部

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