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滋賀県野洲市は5日、市職員が居住する市町が課税した4月分の市県民税(市府民税)を、期限から遅延して納付したと発表した。事務操作のミスが原因で、他市から督促状が届き発覚した。遅延金と督促手数料計約1万2千円余りが発生するとしている。
野洲市によると、市の正規職員と会計年度任用職員約470人分の市県民税は、市が職員の給与から天引きし、地方税ポータルサイトを通じて職員の居住する市町に納付している。
人事課の職員が4月中旬、滋賀県内や京都府内など2府3県の24市町に対する計916万7400円の納付作業を行った。その際、確定ボタンを押さなかったため、5月10日の期日までに納付できなかったという。今月3日に5市から督促状が届き、その日のうちに処理した。市は「納付完了が確認できる書類を印刷するなど、再発防止に務める」としている。