暗号資産880万円分の詐欺被害 熊野市の男性、SNS通じ投資勧められる

 【熊野】三重県警熊野署は4日、熊野市の男性がSNS(交流サイト)を通じて知り合った人物に、投資名目で暗号資産約880万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は昨年12月、SNSに届いたメッセージをきっかけに女性名の人物と連絡を取り合うようになり、暗号資産での投資を勧められた。

 男性は今年2月までに、現金約880万円分の暗号資産を購入。指定されたアドレスに送金してだまし取られた。暗号資産を現金化できず、不審に思って同署に相談した。

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