大谷翔平が見せた“格の違い”「忘れるな」 完璧15号…米メディアが強調した圧倒的な立ち位置

15号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平の“リベンジ弾”に米メディアが称賛の嵐

■パイレーツ ー ドジャース(日本時間6日・ピッツバーグ)

ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたパイレーツ戦に「2番・指名打者」で出場し、3回2死一塁での第2打席で5試合ぶりとなる15号2ランを放った。バックスクリーンに放り込む一撃に米メディアも反応。「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「リベンジだ」と自身の公式X(旧ツイッター)に書き込んだ。

17本塁打でリーグトップを走るブレーブスのマルセル・オズナ外野手に2本差と迫る一撃に、称賛の声が続出している。パイレーツの剛腕、スキーンズを前に第1打席は101.3マイル(約163キロ)、100.1マイル(約161.1キロ)、100.8マイル(約162.2キロ)の直球を全て空振りして三振に倒れていた。

それだけに100.1マイル(161キロ)をバックスクリーンに運んだ修正力に絶賛の声が相次いでいる。米メディア「ドジャース・ネーション」は公式Xで「スキーンズは未来だが、オオタニは現在。それを忘れるなよ」と現在球界トップレベルの選手に君臨している大谷の偉大さを紹介するほどだった。そしてドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にもゲスト出演するブレイク・ハリス氏も「ショウヘイがフェンスの向こうにぶっ放す」と即座に報じていた。

6月初アーチに、敵地は大きく沸いた。ピッツバーグにあるPNCパークは初見参。自らが持つ日本人最多記録を更新する27球場目のアーチとなった。打球速度105.6マイル(約169.9キロ)、飛距離415フィート(約126.5メートル)を計測するアーチに、多くの反応が集まった。(Full-Count編集部)

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