緊急降板の前田健太は「腹部右側の違和感」 球団発表…わずか2球で苦悶の表情

マウンドで苦悶の表情を浮かべるタイガース・前田健太【写真:ロイター】

球団発表…ウイルス性の疾患から復帰して3試合目の登板だった

■レンジャーズ ー タイガース(日本時間6日・アーリントン)

タイガースの前田健太投手は5日(日本時間6日)、敵地・レンジャーズ戦に先発したが、初回に2球を投げたところで負傷降板となった。球団は「腹部右側の違和感」と降板理由を発表した。

まさかのアクシデント降板となった。初回、先頭のマーカス・セミエン内野手に対し、2球目に外角ボールとなるスライダーを投げたところで表情をゆがめ、右脇腹付近を右手でおさえた。

AJ・ヒンチ監督ら首脳陣がマウンドへ向かい、その後マウンドで投球練習を行ったが、指揮官は降板を決断。うつむいたままベンチへ下がった。

36歳の前田は今季10試合登板して2勝2敗、防御率6.25。5月11日(同12日)にウイルス性の疾患のため15日間の負傷者リスト入りし、同24日(同25日)の本拠地・ブルージェイズ戦で復帰した。この日は復帰3試合目の登板だった。(Full-Count編集部)

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