「三戸町のシンボル」 11ぴきのねこ石像きれいに タバコ農家が清掃活動

ねこの石像をきれいにする参加者

 青森県たばこ耕作組合三戸町青年女性部は1日、三戸町に建つ12体の「11ぴきのねこ」石像を清掃し、観光客へのもてなしや住みよいまちづくりに一役買った。

 JTの前身となる日本専売公社が発足した日に合わせて毎年清掃活動している。同日は町内のたばこ農家約30人が参加した。

 出発式には松尾和彦町長が駆け付け、「まちをきれいにしながらたばこのイメージアップを図るため、元気に明るく頑張ってください」と激励した。

 参加者は12班に分かれて活動を開始。石像をていねいに水拭きした上で周辺のごみを拾い集めた。

 参加者の中沢順子さんは「ねこの石像は三戸町のシンボル。観光客と子どもに人気なので、少しでもきれいにして出迎えたい」と話した。【全文】

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