「家族の笑顔を引き出す天才」先住猫と別れ失意の家族、“へそ天”で眠る猫との出会いで笑顔に…!

引用元:https://twitter.com/kojikoji_to

「家族3人で 両手でニギニギしても 肉球スイッチ押しても 無反応な ウチの操縦桿」

そんなコメントが添えられた投稿には、丸い爪とぎボウルの中で眠る猫の姿が。下からのアングルで撮影された写真には、ピンクの肉球が愛らしい両後ろ足と、ふわふわのしっぽしか写っていないものの、猫が安心して眠っていることが見てとれます。

このかわいらしいショットを目にした人たちから「ワタシもさわりたぃ」「きゃわ」「堪能しちゃいますね」「お、押したい、推したい かわいいです」など、悶絶する声が寄せられました。

“へそ天”でお客さんをもてなすゆず丸くん

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今回の主役は、スコティッシュフォールドの男のコ「ゆず丸」くん(取材時、1才7カ月)です。

話題になったのは、夜、リビングで家族だんらんのひとときを過ごしていたときに撮影した写真。“へそ天”になって爆睡するゆず丸くんは、とても気持ち良さそうです。

飼い主さん:
「ゆず丸は、毎日、夜9時から11時頃、リビングテーブルの中央で家族3人に囲まれ、まったりするのが日課になっています。卓上に爪とぎボウルを置くと、必ず、やって来て“へそ天”に……。触られても、まったく動きません。お迎え当初から、毎日、見ているので見慣れた光景ではありますが、その脱力具合に思わず笑ってしまいます」

「嫌であれば逃げるでしょうし、自分から来るので『かまわれTime』が嬉しいのでしょうね。この状態のまま爪とぎボウルを持ち上げても起きず、寝そべったまま。そのため、ゆず丸を爪とぎボウルに乗せたまま体重計の上に置き、体重を測ることがができるので、とても楽ちんです」

ゆず丸くんは、来客があったときも、この写真と同じ格好で“おもてなし”……! その無防備な姿を目にしたお客さんから「猫ってこういういきものだったっけ?」と不思議がられるそうですよ。

先代猫との悲しい別れ…。ゆず丸くんとの出会いで家族が笑顔に

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飼い主さんのおうちには、先代猫「小次郎」くん(愛称・コジ)が暮らしていました。ところが、3才という若さで虹の橋へ…。飼い主さん家族は、悲しみに暮れる日々を過ごしたといいます。

ゆず丸くんとの出会いは、コジくんとのお別れが訪れる数日前のことでした。当時、生後2カ月ほどの子猫だったゆず丸くんを目にした飼い主さんのお父さんは「このコは覇気がないなぁ」という印象を受けたそう。その1カ月後、ゆず丸くんは、飼い主さん家族の一員になりました。

飼い主さん:
「コジを亡くし、両親は失意のどん底に……。しばらく経ったある日、『あのコを迎えたいのだけれど…』と、恥ずかしそうに切り出されました」

「コジとゆず丸は、被毛の色はよく似ていますが、性格は正反対。そのため、コジとの思い出を鮮明によみがえらせてくれる一面もあれば、ゆず丸と過ごす新たな日々を楽しませてもらっているようにも思います」

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飼い主さんによると、普段のゆず丸くんは「かまってちゃんタイプ」なのだとか。飼い主さん家族が、テレビやスマートフォンを見ていると、やきもちを焼くそうですよ。

飼い主さん:
「背中に手をついて『ほげぇ』と鳴くことも(笑)。2階に行きたいけれど、誰もついて行かないと寂しさのあまり5分も経たないうちに下りてきます」

「今年8月で2才になりますが、私たち家族と同じく、フォロワーさんからも『いつまでも子猫っぽいね』と言われます。ゆず丸を知る人は、みな同じ感想を持つようですね」

飼い主さん家族にとって、かけがえのない存在になったゆず丸くん。「家族の笑顔を引き出す天才」と飼い主さんは語っています。

飼い主さん:
「仕事が大変でも『ゆず丸のため』と思うと、いくらでも頑張れますし、毎日、“へそ天”をして疲れを癒やしてくれます」

「ゆず丸という名前には、『先代コジからすべてを譲り受けた』という由来があります。コジのぶんまで長く幸せに暮らしてもらいたいです」

写真提供・取材協力/@kojikoji_todさん/X(旧Twitter)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/佐東みかん

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