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ラツィオは現地時間6月5日、イゴール・トゥドール監督が辞任したことを正式に発表した。
トゥドール監督は、今年3月にマウリツィオ・サッリ氏の後任として監督に就任した。それから約3カ月での辞任となった。トゥドール監督は日本代表MF鎌田大地など、マウリツィオ・サッリ氏のもとで出場機会に恵まれなかった選手たちを積極的に起用し、これまでとは異なるスタイルのサッカーを展開していった。
その結果、当時セリエA9位に沈んでいたラツィオは、トゥドール監督就任以降リーグ戦9試合を戦って5勝3分1敗という好成績でリーグ7位まで巻き返し、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
イタリアメディア『スカイスポーツ』は、辞任の背景としてトゥドール監督とクラブの間で、夏の移籍市場における意見に相違があったと指摘している。また、同メディアによるとラツィオはすでに後任となる監督の候補をリストアップしており、現在のところ最有力候補として名前が挙がっているのは、ヴェローナを率いるマルコ・バローニ監督だという。
複数のイタリアメディアによると、トゥドール監督は現地時間6月7日に行われる記者会見の場で辞任を表明し、今回の決断に至った理由を説明する見込みだ。