群馬県議会事務局は5日、副知事の選任について議員間で情報共有するため、全員協議会（全協）を12日に開くと発表した。山本一太知事が宇留賀敬一前副知事の再任を目指している理由などを全県議に対し説明するとみられる。
関係者によると、山本知事から県議会に説明の場を求める申し入れがあり、須藤和臣議長が開催を決定した。これまで山本知事は各議員と個別に会って宇留賀氏再任の必要性を訴えてきたが、正式に県議会側に説明するのは初めて。
事務局によると、全協の開催は新型コロナウイルス感染症に関して話し合った2020年12月以来。議題に関係する県幹部が出席することが多く、知事が出席するのは珍しいという。
全協は午後2時から、前橋市の県議会議事堂2階203会議室で開催。一般も傍聴できる。
